例えば就活で、「Aという企業に入ったら勝ち組で、Bという企業に入ったら負け組だ」というようなことは存在しない。
人生において勝ち負けは無いし、あるとしたら人間は全員死ぬので全員負け。
自分は中学生の頃から、「人は皆必ず死ぬ」ということに非常に自覚的だったので、ずっとこう思ってきた。
ちなみに、人間の死に自覚的になったきっかけは、山口 雅也の『生ける屍の死』1という小説を読んだこと。
自分はこの小説の影響を本当に強く受けていて、好きな映画のジャンルがホラーと恋愛であることにも関係している。
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Masaya Yamaguchi. Death of the Living Dead. Japan: October 1989.↩