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最近の練習方針

以前は Roberto Giobbi の『Card College』や David Roth の『Expert Coin Magic Made Easy』などを教材として基礎技法を一通り、ある程度できるようになったら、後は演じたいトリックに必要な技法を練習する、という方針で練習していた。
が、Benjamin Earlの『Less is More』『The Shift』を読んだ影響で練習方針を変えることにした。その方針は次の 2 つ。

1. 基礎技法の精度をもう一段階上げること

今までは理想を 100 としたときに 80 程度の完成度を目指していたが、今後は 90 程度を目指したい。

2. 基礎技法以外の応用的な技法と知識をより多く習得し、引き出しを増やすこと

Benjamin Earl の Real Ace Cutting や Dai Vernon の The Trick That Cannot Be Explained のようなトリックでは、引き出しの多さがトリックの効果を高める上で重要になる。また、演じるトリックで直接的に使われない技法や知識も、氷山の一角を支える要素として創作や演技において重要な存在だと考えるようになった。
この理由から、まず使わないがフラリッシュにも手を出すことにした。

ということで、今は「基礎技法の精度をもう一段階上げること」と「応用的な技法と知識をより多く習得し、引き出しを増やすこと」に注力している。