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闇動画4

面白かったので。ただ観たの数ヶ月前で記憶が曖昧なので細部で間違ってたらごめんなさい。別の作品と混同している可能性めっちゃある。
なお、以下の各話あらすじは Amazon.co.jp: 闇動画4を観る | Prime Video から引用。

合い鍵

映像提供者の同僚は結婚を控え、中古のマンションを買った。その新居に遊びに行くと思いがけぬ人物が待ち構えており、同僚の不幸が始まったという...。

来そう、と身構えてたところに来たけどビクッとした。事故物件の心霊的な怖さと自宅に知らない人が入り込んでいる現実的な怖さという 2 種類の怖さがいい感じにブレンドされている。ラストの部屋のビジュアルも見た瞬間にギョッとする感じが最高。引っ越しの際はちゃんと鍵交換しておきましょう。

顔面陥没

微妙。

栄光の手

謎の新興宗教団体の教団員たちが撮影したと言われている恐るべき映像。彼らは風俗嬢を呼び出し、「栄光の手」なる魔道具を作ろうとするのだが...。

コンセプトは好きだけど全体的には微妙。

同棲の相手

妹が霊にとりつかれたと言って霊能者の男性と同棲し始めた。姉は心配して別れさせようと妹のアパートに向かうが、思いがけぬ事態に巻き込まれてしまう! 数々の怪奇現象に襲われる映像提供者の姉妹と彼女たちを守ろうとする霊能者の男性。その先には不幸な結末が待っていた。そして驚愕の事実が明らかに...。

これが良かった!どっちの言ってることを信じれば良いのか分からない中で決断を迫られるというシチュエーションが好きで、霊能者の胡散臭さ加減が良い塩梅。比較的最近の映画だとナ・ホンジン監督の『哭声/コクソン』や中島哲也監督の『来る』にこのシチュエーションがあっていずれも好きな作品。この手のシチュエーションの元祖って何だろうか?

ただ、ラストの演出はギャグっぽくてあんま好きじゃない。これまで闇動画シリーズを数本観た限りではシリアスな恐怖とネタっぽいギャグが同居してる感じで、このバランスが悪い意味で心地悪い気がする。単に個人的な相性なのか、客観的にもそうなのかは不明。
ちなみに白石晃士監督作品ではシリアスな恐怖とギャグの同居が良い意味で心地良くて大好物なので、この違いを考えてみるのは良いかも。